【気になる!】新書 『江戸東京野菜の物語 伝統野菜でまちおこし』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (ガーデニング) 『江戸東京野菜の物語』 著者 大竹 道茂 [著] 出版社 平凡社 ジャンル 産業/農林業 ISBN 9784582859379 発売日 2020/03/16 価格 990円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】新書 『江戸東京野菜の物語 伝統野菜でまちおこし』 [レビュアー] 産経新聞社 江戸から東京へと伝わった伝統野菜。円筒形でダイコンのような長カブの「品川カブ」は、明治以降は市場に出回らなくなり栽培が途絶えていた。著者や農家らの熱意で平成19年から栽培され、品川区のまちおこしにもつながった。 〈味も香りもよいと、江戸市中で評判になった〉という滝野川ゴボウは、23年から都内の農家で生産され、市場から高く評価されているという。 都市化の波で特産品が消えていく現状を憂い立ち上がった著者。生産者や自治体などとともに、伝統野菜を復活させた記録だ。(大竹道茂著、平凡社新書・900円+税) 2020年4月12日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 平凡社 産経新聞社 江戸東京野菜の物語: 伝統野菜でまちおこし 大竹道茂