『防災アプリ 特務機関NERV(ネルフ) 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』川口穣著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (情報学) 『防災アプリ 特務機関NERV』 著者 川口 穣 [著] 出版社 平凡社 ジャンル 社会科学/経営 ISBN 9784582824933 発売日 2022/02/26 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『防災アプリ 特務機関NERV(ネルフ) 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』川口穣著 [レビュアー] 産経新聞社 11年前の3月11日、東日本大震災が起きた。多くの人々の命を奪った大災害を機に、地震などの情報配信に取り組み始めたのが本書の主人公、石森大貴さんだ。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する組織名を使用した「特務機関NERV(ネルフ)」が、日本屈指の防災ツールになる過程が描かれている。 驚かされるのは、石森さんの情熱の強さだ。早く、分かりやすく災害情報を伝えようとする熱意が個人、企業、行政までも動かしてネルフを進化させてきた。巻末には石森さんの寄稿も収められ、防災に対する思いがつづられている。(平凡社・1760円) 2022年3月12日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 平凡社 産経新聞社 防災アプリ 特務機関NERV: 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年 川口穣