[キノベス!2017 第26位]村に火をつけ、白痴になれ レビュー 紀伊國屋書店 [レビュー] (倫理学・道徳/社会学) 『村に火をつけ、白痴になれ』 著者 栗原 康 [著] 出版社 岩波書店 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784000022316 発売日 2016/03/23 価格 1,980円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます [キノベス!2017 第26位]村に火をつけ、白痴になれ [レビュアー] 今井麻夕美(紀伊國屋書店・新宿本店) 【今井麻夕美・新宿本店】 伊藤野枝。たまらなくかっこいい。野枝botと化したいくらい、名言が続出する。〈都合次第にできたものなら都合次第に破壊してもさしつかえないものだと思います。人間の本性を殺すようなもしくは無視するような道徳はどしどし壊してもいいと思います。〉男ばかりか女自身までも、「女」という檻に自身を閉じこめているのは100年前も今も変わらない。ゆけ私よ。なんだか力が湧いてくる。 キノベス!2017の全ラインアップは公式サイトで! 2017年2月10日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 岩波書店 キノベス! 村に火をつけ、白痴になれ――伊藤野枝伝 栗原康 キノベス!2017 今井麻夕美