『オノマトペの謎 ピカチュウからモフモフまで』窪薗晴夫編

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『オノマトペの謎 ピカチュウからモフモフまで』窪薗晴夫編

[レビュアー] 産経新聞社

 キラキラ、パクパク、ふわふわ…。意識することなく使う擬音語や擬態語=オノマトペが日本語を豊かにすると言語学や心理学の専門家7人が魅力を解き明かす。

 同じ音を用いるのに「スクスク」と「クスクス」では使われる場面が異なるのはなぜか。冷えたビールを示す「きんきん」は室町時代には違った意味だった? 「ワンワン」はアラビア語で「ハウハウ」など、犬の鳴き声は外国語でも音や語形が似ているなど、豊富な事例がバンバン示される。

 21世紀に入って誕生した「モフモフ」はやわらかくて暖かいオノマトペの最強と断言する。(岩波科学ライブラリー・1500円+税)

産経新聞
2017年7月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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