『国宝ロストワールド 写真家たちがとらえた文化財の記録』

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国宝ロストワールド

『国宝ロストワールド』

著者
岡塚章子 [著]/金子隆一 [著]/説田晃大 [著]
出版社
宝島社
ISBN
9784093887229
発売日
2019/10/25
価格
1,760円(税込)

書籍情報:openBD

『国宝ロストワールド 写真家たちがとらえた文化財の記録』

[レビュアー] 産経新聞社

 昨年のパリ・ノートルダム大聖堂や、沖縄・首里城の火災は、文化財につきまとう、常にある消失の危機を改めて気づかせた。

 本書は明治以降、廃仏毀釈、空襲、火災などで消失した国宝のありし日の姿や魅力、文化財撮影にかけた21人の写真家たちの物語などをまとめた写真単行本。

 焼損し、文化財保護法制定の契機となった法隆寺金堂壁画、腕の一部が欠損した興福寺阿修羅像、戦災で焼失した名古屋城天守(金鯱がない姿)、沖縄戦で失われた首里城正殿などの写真33点を収録。名写真家たちがさまざまな思い、技法で迫った作品には息をのむはずだ。(岡塚章子、金子隆一、説田晃大著/小学館・1600円+税)

産経新聞
2020年2月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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