【気になる!】新書『カスハラの犯罪心理学』桐生正幸著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (心理学) 『カスハラの犯罪心理学』 著者 桐生 正幸 [著] 出版社 集英社インターナショナル ジャンル 社会科学/社会 ISBN 9784797681239 発売日 2023/06/07 価格 979円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】新書『カスハラの犯罪心理学』桐生正幸著 [レビュアー] 産経新聞社 コロナ禍でカスタマーハラスメント(従業員への悪質なクレーム)が急増したという。警察の科学捜査研究所出身の大学教授は「自粛生活のストレス発散が一因」と見立てるも、それらは犯罪だと断じる。 被害者のみならず、加害経験者へも調査。暴言をわめくタイプ以外に、要求を通そうと戦略的に主張する交渉能力が高い人物もみられたというから厄介だ。 他者を攻撃するのは、現代社会に余裕がないためと分析。客は神様という商習慣から、店と「おたがい様」の意識に変えていく必要があると提言する。接客マニュアルも掲載した。(インターナショナル新書・979円) 2023年6月25日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 集英社インターナショナル カスハラの犯罪心理学 桐生正幸