【今週の労務書】『会社の業績は社員の健康状態で9割決まる』

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会社の業績は社員の健康状態で9割決まる

『会社の業績は社員の健康状態で9割決まる』

著者
古井 祐司 [著]
出版社
幻冬舎メディアコンサルティング
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784344973121
発売日
2015/09/01
価格
1,540円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【今週の労務書】『会社の業績は社員の健康状態で9割決まる』

[レビュアー] 労働新聞社

 人材確保にも効果的

 社員の健康が会社の経営や人材確保にも影響を及ぼすため、社員の健康増進に気を配ろうという「健康経営」が話題になっている。その影響と、導入方法について解説したのが本書。

 著者は、社食に揚げ物が多くなりがちなど、職場の環境が社員の健康状態を決定する要因になり、個人の努力だけでは難しいと指摘。

 また、生活習慣病で人材を失うことにつながったり、体調不良だとパフォーマンスを発揮できず生産性が低下するなどデメリットも大きい。

 そこで、(1)社員の健康状態の特徴を認識し、(2)健康診断などを基に現実的な対策を考え、(3)健康経営の実行役を定めてPDCAを回し改善するようアドバイス。さらに、業種別の対処法や事例集も紹介している。

労働新聞
平成27年10月26日第3038号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

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