【気になる!】文庫 『夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉』

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夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉

『夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉』

著者
井上 麻矢 [著]
出版社
集英社
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784087443028
発売日
2021/09/17
価格
594円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【気になる!】文庫 『夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉』

[レビュアー] 産経新聞社

著者は、平成22年に死去した作家、井上ひさしの三女で、父から託された劇団「こまつ座」の社長。その著者に療養中の父から毎晩のように電話があり、劇団経営から演劇論、人生訓など77の言葉が伝えられた。

「おしゃべりな人間には気をつけろ」「笑いというのは財産である」「当たり前の日常が奇蹟(きせき)」…。著者が「私の心の聖書」という数々の言葉の真意と背景が端正な文章でつづられる。

文庫化で新章「父との思い出」を加筆。没後10年を経て父への深まる思いが胸に迫るとともに、無性にこまつ座の芝居が見たくなる。(井上麻矢著/集英社文庫・594円)

産経新聞
2021年11月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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