【今週の労務書】『IEパワーアップ選書 現場力を鍛える』

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【今週の労務書】『IEパワーアップ選書 現場力を鍛える』

[レビュアー] 労働新聞社

 改善を先取りする力

 IE(インダストリアル・エンジニアリング)とは、経営工学の視点からヒト・モノ・カネ・情報の有効活用を通じて企業体質の強化を目指す考え方の体系である。本書では、このIEによって工程でのムダやロスを除去して職場環境を改善し、生産性やサービスの向上につなげた事例が紹介されている。

 各企業は、単にムダを除去して「理想とする標準レベル」に達するのにとどまらず、目標達成の先にはその「標準」自体をさらに高いところに設定し、新たな課題に取り組んでいる。その多くはトップダウンではなく、改善が進んだ職場から自発的に起こっているところが注目される。

 先端技術を駆使したIEの手法でも、最も大切なのはやはり現場のモチベーションだと本書は説いている。

労働新聞
平成26年5月19日第2969号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

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