日本の図書館で定着しつつある「ビジネス支援サービス」の一環で最新、大量の情報を提供するツールが専門紙・業界紙だという。図書館館長の著者が、400の専門紙・業界紙を徹底調査、その活用法などをガイドしている。
たとえば、現存する最古の専門紙・業界紙は明治32(1899)年創刊の「関西文具時報」、発行頻度は週刊が多く、ページ数では月刊「日本パン菓子新聞」と週刊「映像新聞」が最大120ページで最多、社説掲載紙は33紙…。
発行母体情報や流通・販売、購読料まで網羅した巻末の400紙リストを眺めるだけでも楽しい。(青弓社・1600円+税)
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2017年7月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです